西庭のご紹介

200６年に着工した西庭は、主に鉢で育てていたバラを地植えにして造りました。
約400�uに300株のバラとさまざまな草花を混植しています。
バラに彩られたログハウスの玄関先は、この庭のビュースポットの一つです。

ログハウスとバラ

ログハウスの南向きの壁面は、日当たりがよくて、バラにとっては最適な生育環境です。
返り咲きのプロスペリティ、フィリス・バイド、レーヌ・デ・ヴィオレッテなどがのびやかに窓辺を飾ります。

色や形を重ねて造る景色

西庭の中に足を踏み入れると、あふれるように咲く黄色の大輪花、ゴールデンセレブレーションが迎えてくれます。
セミダブルのピンクのバラは、まだ名前の無いオリジナルの四季咲き。

春の一番花が咲き乱れる庭をイメージしながら、沢山の花々の色や形を重ねて庭を作ります。

プロムナード

周囲をつるバラに囲まれた庭は、バラや草花を楽しみながら見て回れる散歩道になっています。
道幅を広くしてあるので、車椅子の方にも安心してバラを楽しんでいただけます。

強風からバラを守る

ここは築地松で有名な斐川の田園地帯。季節によっては強風が吹き荒れます。

北側にはゴールド・クレストを植え、西側はログハウスで、東側は母屋などの建物で、また、南側はラティスに防風ネットを取り付けて、この季節風からバラを守っています。

　お気に入りの場所で

ここで一旦足を止め、『向こうに見える白いガーデンチェアに座って、お茶を飲みながらゆっくりバラを眺めたいな・・・。』
いつもそう思っては、また忙しくガーデニングに励みます。

バラの香りを楽しむ

花壇が少し高くなっているので、歩いていると顔の真近でバラが咲いていたりします。

バラの奥深い魅力には、様々な色や形ばかりでなく、豊かな香りも欠かせません。

開き始めたポール・ネイロン（オールドローズ）が、微笑みながらこちらを見ています。
そっと顔を近づけてフルーツのような豊かな香りを胸一杯に吸い込むと、バラからのメッセージが伝わってきます。